どうも!沖哲光です。
今回は「旅しながら稼いで生きていくことは可能なのか?」がテーマです。
結論からいうとそれは現実に可能で、収入源は大きく分けると2通りです。
この記事では世界一周をしたカメラマンの友人からの情報と僕の収入源を交えて、2つの収入源を解説していきます。
この記事の目次
旅をしながら稼ぐことは案外難しくない
旅をしながら稼ぐことは可能です。
僕が平日、休日などカレンダーの色を気にしないで海外へ行ったり、滞在日程を自由に決めれるのは、インターネットを使ってコンサルタントの仕事をしているからです。
僕は日本の気候が体に合っているので、基本的に日本に滞在していますが、クライアントとの連絡は主にSkypeやLINEを使っています。
なのでパソコンとネット環境があれば、世界のどこでも好きな場所で好きな仕事ができます。
これは僕にだけできる仕事では無く、僕と出会ったときは普通のサラリーマンだった方々も僕から仕事を学んで同じように自由になった人もいます。
場所を限定されない仕事や、旅をするのに適した稼ぐ手段を選べば旅をしながら生きることは誰にでも可能です。
旅を続けるのに必要な月収の目安は12.5万円
旅を続けるのに必要な毎月の収入は一体いくらなのか?
これがハッキリわからないと旅にでるのは不安でしょう。
旅をする国、滞在期間にもよって違いがあることや、円のレートが影響するのでタイミングで違ってきます。
一つの目安として約1年間かけて世界を1周した友人の話から費用を考えてみました。
世界一周で使った資金は約150万円とのことです。
150万円を12ヶ月で割ると12.5万円
友人の経験から計算すると月収12.5万円あれば余裕は無いかもしれませんが、旅を続けられるということです。
ただし、友人は節約しながらの旅だったので余裕を持って旅をするなら、少なくとも月20万円は必要でしょう。
旅をしながら稼ぐ方法
旅をしながら稼ぐ方法は大きく分けて2つあります。
- 旅をしながらできる仕事を選択する
- 旅をしながら現地で働く
この2つについてどんな手段があるのか?解説していきます。
旅をしながらできる仕事
- パソコンを使うだけで完結する
- 一人だけでできる
- 好きな場所で仕事ができる
- 人に直接会う必要が無い
これらの条件を満たす仕事を選択すれば旅をしながらでも日本と変わらず稼ぐことができます。
今から紹介する仕事をしている人は「ノマドワーカー」と呼ばれることがあります。
他の仕事には無い魅力として、収益までの流れを仕組み化すれば不労所得のように毎月収入を生み出すことが可能です。
しかし、ある程度収入を安定させてからでは無いと旅には出ることはできません。
以下の記事で紹介済みなので、どこでもできる仕事についての詳細は記事を見てください。
知識を武器に旅をしながら稼ぐコンサルタント
僕がメインでしている仕事がコンサルタントです。
→「僕のコンサル実績(お客様の声)はこちら」で紹介しています。
コンサルタントの仕事内容は業種問わず多岐に渡ります。
経験に基づいたノウハウを伝えて収入を得ることができるので知識をお金に変えることができる仕事です。
その為、インターネットが普及してからはインターネットの知識に長けている若い世代のコンサルタントが活躍する場面が増えました。
個人や法人に経営、販売手法など様々なノウハウを伝え、目標に向けて具体的に方向性や作業内容の指示を行います。
しかし、最初は仕事に専念する必要があり、土台作りが重要です。
最初に苦労する分、仕組み化した後は労働時間が劇的に減るので余裕をもって旅をすることができます。
知識と経験をお金に変えるアフィリエイター、ブロガー
場所を限定されない「ノマドワーカー」といえばアフィリエイターやブロガーを連想する人も多いかもしれません。
インターネットが普及した現代で最も手軽に挑戦できる仕事です。
インターネット環境とパソコンがあれば好きな場所で仕事をすることが可能です。
誰でも挑戦できるという敷居の低さが魅力です。
しかし、安定して生活ができる収入を毎月確保するには「作ったサイトやブログから継続的な収益を生み出す方法」を理解する必要があります。
書きたいことを書いているだけのブログや好きなものを好きなように紹介するだけのアフィリエイトサイトでは、継続して安定した収益を生むことは難しいでしょう。
You Tubeを使ったアフィリエイトは稼ぐまでのスピードが早いのでアフィリエイトの入り口としてもオススメです。
詳細は以下の記事で解説しているので読んでみてください。
クラウドソーシングサービスを使うクラウドワーカー
上記のアフィリエイターが行う単純作業の部分を代行したり、ブログの記事作成を代行したりといった簡単な仕事から、指定のサイトをSEOで上位に上げたり、文章の翻訳をしたりといった高度な仕事まで、インターネットで完結できる仕事が集まっている「クラウドソーシングサービス」を利用して仕事をする方法があります。
ただし、専門的なスキルが無いと旅を続けるくらいに継続して収入を作ることは難しいです。
以前紹介しましたがスキルが無いと仕事の単価が低く、ほぼ毎日パソコンに向かっても月10万ほどしか稼げません。
クラウドソーシングサービスのひとつクラウドワークスなら簡単な仕事が多いので、収入が足りない場合の補填としても使えます。
詳細は以下の記事でクラウドソーシングについて書きましたので読んでみてください。
専門的スキルで稼ぐ翻訳・web系フリーランサー
プログラマー、システムエンジニア、デザイナー、イラストレーターなどパソコンで作り出したものを納品して稼ぐ仕事なら海外にいても環境さえあれば問題なく仕事ができます。
また、翻訳ができるなら受注した翻訳の仕事をしながらでも現地で日本語を教えながらでも旅をすることができます。
専門スキルが必要なので、報酬単価は高い傾向があります。
スキルがあれば、クラウドソーシングサービスを使っても仕事を探せるので有利です。
イラストレーターならイラスト系の仕事が人気の「ココナラ」を使うのもいいでしょう。
資金を利用して稼ぐ株、FX、不動産投資家
不動産、株、FXなどで一定の資産を手に入れた投資家やネット環境でデイトレードをしながら収益を確保して旅をする方法があります。
不動産ならある程度の資金が必要ですし、株やFXのトレードで一定の収益を確保し続けるのは確実性が無く難易度が高いと考えられます。
株やFXもインターネットの普及で敷居が低くなりましたが、実際に一定の収益を生み続けるには大きな資金が必要です。
一般企業のサラリーマンから投資家を目指すのは、あまり現実的ではありませんが、サラリーマンでもできる副業で計画的に資金を貯めて投資をすれば早期に旅に出れる可能性はあります。
旅をしながら現地で働く
旅先で生活費を稼ぎながら旅をする方法もあります。
こちらの方法を選ぶのは、旅慣れをしているバックパッカーが多いです。
先程紹介した「どこでもできる仕事」を選ぶと旅に出るまで時間がかかりますが、こちらは現地で稼ぐので
「今すぐにでも旅に出たい!」
という方は「旅をしながら現地で稼ぐ」のが最適です。
ワーキングホリデーを利用して旅をする
ワーキングホリデーは18歳~30歳までの日本国籍をもっている人限定で発行されるビザです。
ワーキングホリデーを利用すれば1年間の滞在と現地で働くことが許可されます。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
2017年現在上記の世界18カ国でワーキングホリデーを発行することができます。
一番人気はオーストラリアのようですが、オーストラリアでワーキングホリデーをしている方のブログを参考にすると・・・
稼げる仕事で有名なのはホテル清掃(ハウスキーピング)の仕事や、精肉工場の仕事、またタスマニアでのチェリーピッキングの仕事が有名です。
特にチェリーピッキング(さくらんぼ摘み)の仕事はスーパーの買い物カゴくらいの箱に、ひたすらチェリーを詰め込んでいく出来高制の仕事になります。
ぼくが知っている中で一番凄かったのは、1箱8〜9ドル支払われるチェリーピッキングで1人の日本人が1日50箱集めたことです。
その人の1日の稼ぎは400ドル(約4万円)……。
引用元:あしたはもっと遠くへいこう
意外にもオーストラリアでは果物の収穫のような単純な作業でも日本より数倍稼げることがわかります。
ただし、オーストラリアの税金は30%のようで生活費も日本より高いようです。
このように生活費が国によって違いがあることは理解しておかなくてはいけません。
興味がある方は、ワーキング・ホリデー協会のwebページを参考にしてください。
現地でバイトをしながら旅をする
飲食店などでバイトをして時給や日給をもらい、資金が貯まるまで働いてから次の目的地へ移動します。
ゲストハウスであれば時給をもらえたり、給料の代わりに宿泊費が無料になったりするのでゲストハウスでのバイトはバックパッカーの間ではよく知られています。
また、リゾート地ならリゾート関連の仕事を住み込みで募集していることもあります。
海外であれば現地の言葉や英語をある程度話せないとアルバイトは難しいでしょう。
物やサービスを販売しながら旅をする
バックパッカーをしていたカメラマンの友人は、旅先の国で露店を出して自分のカメラで撮影した写真を販売していました。
予想に反して売れ行きは良かったようで、6日間で30000円ほど売り上げた実績があるようです。
写真などのデータは「ストックフォト」と呼ばれるネットで写真を販売できるサイトに登録すれば、現地でネット販売も可能です。
現地の素材でアクセサリーなどを手作りしたり、習字セットを持っていって漢字を書いた半紙を売ったり、ダイソーで買った100円の物をそれ以上の値段で売ったり、国が違えば色々な物が売れるようです。
最近ではドローンを使って撮影した動画が高値で売れるようなのでドローンを運びながら動画をネット販売していけば、旅を続けられるようです。
また、大道芸やダンス、ストリート・ミュージシャンなどのパフォーマンスのチップで生計を立てながら旅を続ける人もいます。
旅の内容を書いて発信する トラベルライター
旅をしながらブログやサイトに記事を投稿して収益を得る方法があります。
こちらは「どんな場所でもできる仕事」で紹介したブロガーに属していますが、旅をしながら得た情報をコンテンツとして発信するので現地で稼ぐ方法として紹介させていただきました。
旅をしながら旅の内容をブログに書いて収益を得るのは旅好きには魅力的ですが、それだけでは生活できる収益にならず旅先でバイトをして生活の足しにしたり、旅の内容を発信するブログ以外にも収益化に特化したブログを書いているのが実情のようです。
現地の物を仕入れて販売する個人貿易家(バイヤー)
国によって大きな価格差がある商品があります。
例えば有名ブランドのバッグ、財布など日本で買うよりも4~5割安い場合があります。
それらの商品を海外で安く仕入れて、自分で運営するネットショップやAmazon、BUYMAなどのプラットフォームで販売して稼ぐのが個人貿易家です。
有名ブランドに限らず、その国にしか無い商品や雑貨など販売できる商品は多種多様です。
インターネットがあればある程度商品の価格差は調べられますが、仕入れの際の目利きや仕入れの際に資金が必要です。
海外カジノで稼いで旅をするプロギャンブラー
海外のカジノで生活費を稼ぎながら旅をしている人がいます。
この分野で有名なのは「プロギャンブラーのぶき」さんですね。
この方はギャンブルで稼ぎながら世界を旅をして「ギャンブルだけで世界6周」という本も出版されています。
現実的では無い選択かもしれませんが、突き詰めて計算すればカジノで勝てるのかもしれません。
ちなみに僕も海外ではカジノをすることが多いのですが、まだ負けたことがありません笑
どのように旅を楽しむか?を明確に決めて旅に出よう!
「旅に出たい!」とよく聞きますが、人によって旅の楽しみ方は様々です。
現地の人との交流や現地の空気感を重視するなら「現地で稼ぐ」ほうが楽しめるかもしれません。
国ごとの違いをじっくり楽しみながら、現地の食べ物を食べたりその国だけでできる贅沢を楽しんだり、夜遊びしたり、好きな国の名所に行くなら資金に余裕が必要です。
僕は夜遊びが大好きなので後者の「どこでもできる仕事」をして旅をしています。
現地で稼ぐつもりで旅に出ても国によって稼ぐ手段は限られるし、旅に出てから生活のために働く時間の方が長くなって「旅を楽しむ余裕も時間も無い」ってことになるかもしれません。
大学時代にバックパッカーのようなことも経験していますが、「どこでもできる仕事」を選択したほうが時間的にもお金的にも余裕を持ちながら安心して旅を楽しめています。
旅しながら安定して稼ぐなら「旅をしながらできる仕事」がオススメ
旅をしながら稼ぐことはいろいろな方法があり、難しくありません。
しかし、そのほとんどは継続的な収入にならず、その日の生活費を稼ぐのがやっとです。
最も現実的な選択で僕がオススメするのは「どんな場所でもできる仕事」で安定した収入を稼げるようになってから旅に出ることです。
月収30万円くらいを安定して稼いでいればほとんどの国で余裕を持って旅ができます。
それを可能にする”インターネットを使って継続的な収入を得る方法”については僕の電子書籍「自由とお金のつかみ方」で詳細に解説しています。
詳細は↓をご覧ください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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