どうも!沖哲光です。
僕が運営するコミュニティでは、実業の経営者の方が多数所属しています。
経営者の誰もが一度は経験するのが「求人」の悩みです。
大手のサイトで求人を募集すると優秀な人材が集まりやすい代わりに費用が高かったり、マイナーなサイトを使うと求人の効果が薄く応募してくる人材が良くなかったり・・・
ところがSNSの普及で求人に関してもここ数年で新しい流れが出てきました。
それが「Wantedly(ウォンテッドリー)」です。
それでは詳しく見ていきましょう!
この記事の目次
Wantedly(ウォンテッドリー)とは
(Wantedly)
Wantedly(ウォンテッドリー)は2010年創業した株式会社ウォンテッドリーが運営しているFacebookの繋がりを利用して求人、採用ができるリクルーティングサービスです。
現在新卒、中途採用、学生バイト、インターン、社会人バイトの採用形態での求人があります。
これまでの求人媒体よりも低価格で求人を開始できることから立ち上げ当初から話題になっていました。
どんな企業が求人を掲載しているか?利用者の評判は?
(引用元:Wantedly Adminご案内資料)
2016年3月に利用企業数が15000社を突破しています。
楽天やサントリーなど誰もが知っている大企業や官公庁などもWantedlyを利用して求人をしています。
Facebookとの連動というイメージがあるのかIT関連会社が多く登録されています。
一定条件までは無料で利用できるため多くの企業が利用をしています。
一方で掲載までのハードルが低いので、ブラック体制のベンチャー企業など質が悪い企業でも求人を載せることができるので利用者からは不安だという声も上がっています。
利用者は、企業を見抜く力が必要です。
Wantedlyのユーザー数は18万人を超えています。
Wantedlyは、毎日使っているスマホのアプリを利用して気軽に応募やメッセージのやり取りができます。
学生なら一度Facebookと連動し、アプリでプロフィールを設定しておけば、インターンの募集先からのスカウトのメッセージがきたり、先輩が働いている企業を繋がりから検索できたり、就職活動がさらに簡単になるツールとして広がりを見せています。
ちなみにWantedlyを立ち上げたのは仲暁子さんという女性の方です。
仲暁子さんは京大出身で新卒でゴールドマン・サックスに入社、退職してFacebookジャパンの初期メンバーを勤めていたすごい経歴の持ち主です。
Wantedlyの料金、費用
応募する側の料金
基本的に無料で利用することができますがWantedlyプレミアムという月額2980円の有料プランも用意されています。
(引用元:Wantedlyプレミアム)
有料プランを利用することでスカウトが10倍に増えたり、企業に本気度を伝えたり、自分のプロフィールを見た企業を確認できたり、プロフィールのアドバイスを受けれたりするようです。
無料から使える料金プラン【採用側】
(引用元:採用担当者の方へWantedly Admin料金プラン)
有料のプランのほかに、一部の機能が利用できない無料のトライアルプランがある点が今までの求人媒体と違う点です。
これまでは高い費用がかかっていた求人ですが、インターネットを利用した求人がメジャーになってからは成果報酬型(採用が決まったら費用が発生)の新規求人サイトも増え、求人にかかる費用の総額は下がってきています。
無料と有料プランの違い【採用側】
無料だと募集の掲載本数が5本、応募者のプロフィール閲覧数が先着5名という制限があります。
この制限だとまともに求人をするのは難しそうですね。
オプション料金【採用側】
募集ページビューを増やすオプション
Wantedlyで募集を開始してもユーザーからのアクセスが無いと、応募はきません。
これらのオプションを使えば見られる確率を飛躍的に上げることができます。
特に20万円~という高額なオプションのトップページオプションを使えば大きな効果が望めると思うので、自社に求人ページの拡散能力が無い場合は費用は大きいですが、利用するべきオプションです。
ユーザーへのスカウトメールオプション
スカウトメールの料金です。
有名な企業では無い場合、優秀な人材はこちらからアクションを起こさないと採用ができません。
参考として他の求人サイトのスカウトメールは
- リクナビネクスト:100通/10万円
- バイトル:20通/5000円
- マイナビ転職:100通/10万円
という料金体系となっています。
スカウトメールは他の求人媒体と比べると安くありません。
応募を増やすオプション
ページを作り込んで応募を増やすオプションです。
一般的な求人サイトでは料金の中に含まれている事が多い募集要項の作成のライティングなどがオプションとして出されています。
素人が書くよりも反応が段違いになるのは間違いありませんがライターや撮影を完全にWantedlyに頼ってしまうと他社で求人するよりも高額になる可能性が高いです。
少しでも費用を抑えるならライターや撮影スタッフを自社で探すほうがよさそうです。
SNSの拡散力が無い会社がWantedlyを採用すると高額になる
Wantedlyは求人の掲載までは無料ででき、すでに自社のSNSの拡散力があれば非常に安く利用できる求人媒体になります。
しかし、「求人は全てWantedlyに任せる」という考えであれば、オプションの費用などを考えると想定以上に高額になり、他社と比較すると安料金は安くはありません。
Wantedlyの評判は?
上の2つの記事はWantedlyを利用していた方による批判記事です。
各所で拡散され、多くの方に批判されています。
- 解約フォームがない
- 有料プランに申し込んだ後に掲載企業向けの利用規約を確認できない
- 有料プランは自動更新される
この批判だけを見ると「出会い系サイトの批判かな?」と思うような批判内容です。
これが本当なら解約しずらくして、あきらめさせようとしていると批判されても仕方がありません。
現在は一部が改善済み
調べたところ、現在はWantedly利用規約(掲載企業向け)を検索すれば簡単に確認できるようになっていました。
(引用元:Wantedly)
このページの文言を見ると自動更新のままですが、解約フォームが用意されたようです。
批判の対象となった理由
Wantedlyは日本に今まで無かったFacebookを使った新しい求人媒体です。
採用する側は今までの求人媒体と同じ感覚で使うと思いがけない出費が発生します。
今回の件は利用者側がWantedlyのシステムを理解していなかったのも原因のひとつです。
ですが、批判している側の意見を反映して即座に改善しているWantedlyの姿勢は評価できます。
Wantedly利用前にするべき3つの確認事項
- 解約方法を最初に理解しておく
- 契約の自動更新に注意する
- オプション項目を事前に確認し、自社でできる事を検討する
事前にこれらに注意していれば、思わぬ費用の発生を抑えることができます。
Wantedlyの魅力は「他社が全てまとめて料金に含めている項目を細分化して選択制にしていること」です。
Wantedlyのほうが安いのか?他社の方が安いのか?検討してから申し込むようにしてください。
さいごに
今まで費用が高くて当たり前だった求人ですが、Wantedlyなどの新しい会社によって工夫次第でどんどん経費を抑えれるようになってきています。
採用を考えているなら新しいサービスに目を通して検討してみてはいかがでしょうか?
また、給料が徐々に下がり企業側も「副業」を認める流れになっています。
本業の給料はもちろん大事ですが、収入の柱を増やしておかないと普通の生活を送ることさえ難しくなる可能性があります。
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