どうも!沖哲光です。
最近急激に話題になっている「マストドン」を知っていますか?
今回は、突然話題になった新しいSNS「マストドン(Mastodon)」を紹介します。
この記事の目次
マストドン(Mastodon)とは?
マストドン(Mastodon)は2016年にドイツのオイゲンロッコ氏が開発し、新しく誕生したSNS(ソーシャルネットワークサービス)です。
日本では2017年4月から爆発的に普及し、現在では日本のマストドンが世界最大の規模となりました。
SNSにはFacebook、Twitter、Instagramなどがありますがマストドンは「Twitter」と似たシステムのSNSです。
Twitterと比べて大きく違うところは
- 文字数制限
- 自分でグループを作れる
この2つです。
Twitterとマストドンを比較して違いについて見ていきます。
トゥート(吠える)=ツイート(つぶやき) の文字数制限
- マストドンの文字数制限:500文字
- Twitterの文字数制限:140文字
Twitter上で発言(つぶやき)するには140文字の文字数制限があります。
マストドンにも同様に500文字の文字数制限があります。
文字数が500文字とTwitterと比べて多いのでマストドンは「ミニブログ」と言われています。
Twitterでは「ツイート(つぶやき)」と表せれていますが、マストドンでは「トゥート(吠える)」と表されています。
インスタンス(グループ)について
Twitterは「Twitter社が管理しているサーバー」だけです。
Twitterのシステムを一般公開していないのでTwitter社しかTwitterのシステムを管理できません。
一方、マストドン(Mastodon)はシステムが一般公開されている為、誰でもサーバーを持っていれば自分が管理するマストドンを自分が管理するサーバーに作ることができます。
このサーバーのマストドンを「インスタンス」と言います。
インスタンスが違えばそのマストドンを管理している人も違うということです。
最近まで日本最大級のインスタンスだった「mstdn.jp」を管理している「ぬるかる」さんは22歳の大学院生でした。
(現在日本最大級のインスタンスはpixivが運営する「pawoo.net」です。)
しかし、大学院を休学しニコニコ動画で有名なドワンゴに入社が決定したようです。
また、ホリエモンこと堀江貴文さんも「horiedon」というインスタンスを公開しています。
大学院生からホリエモンまで誰でもインスタンスを作れて、大学院生のインスタンスに所属している人の方が桁違いに多いって客観的に見ると不思議な現象ですね笑
マストドンの使い方
マストドンはTwitterとほぼ同じ様に使えます。
お気に入りの人や、友人をフォローしてトゥートを見たり、やり取りしたりして楽しめます。
ここではマストドンの具体的な使い方とマストドンの用語を解説していきます。
最初にインスタンスを選ぶ
最初に登録するインスタンスを選びます。
以下から日本のマストドンのインスタンスを一覧で見ることができます。
インスタンスは何個でも選ぶことができるので、まずは気軽に選びましょう。
最初は流れをつかむために人数が多く所属しているところを選ぶのがオススメです。
その後に、自分が興味がある分野のインスタンスに登録してみましょう!
マストドンの登録方法
(マストドン、インスタンスの登録画面)
今回はぬるかるさんが管理する「mstdn.jp」を選びました。
ユーザー名、メールアドレス、設定するパスワードを入力して「参加する」を押すと登録したメールアドレスにメールが届きます。
(登録メールアドレスに届くメール)
その中の「メールアドレスの確認」を押せばマストドンのページに飛びます。
これで登録完了です。
ログイン方法
登録したメールアドレスとパスワードを入力すればログインができます。
最初のログイン時に、使い方の説明が表示されます。
その中で「コミュニティガイドライン」へのリンクが表示されるので、決められたルールを守るためにも必ず読むようにしましょう。
(mstdn.jpのコミュニティガイドライン)
画面の見方と用語解説
(ログイン後の画面)
フォロー
フォローしたい人のアカウントをいクリックした後、表示される画面で左上の赤枠内のボタンでフォローができます。
フォローすればホーム画面でフォローした人のトゥートだけを見ることができます。
Twitterのフォローと全く同じです。
リモートフォロー
マストドンでは同じインスタンス内でのフォローはもちろん、他のインスタンスにいる人もフォローすることができます。
違うインスタンスにいる人をフォローすることを「リモートフォロー」と言います。
ブースト=リツイート
他人のトゥートを自分のアカウントで引用して拡散することができます。
Twitterでのリツイートと全く同じです。
ホーム
フォローしたメンバーのトゥートだけを見ることができます。
フォローをしていない場合は何も表示されません。
ローカルタイムライン
所属しているインスタンスのメンバーすべてのトゥートをタイムラインを見ることができます。
かなりの人数がいるインスタンスなら、トゥートがものすごい速さで流れていきます。
連合タイムライン
見た目はローカルタイムラインと同じです。
ローカルタイムラインにプラスして、インスタンス内の人がリモートフォローをしている人のトゥートが流れます。
ややこしいので他のインスタンスのタイムラインも見れる場所と考えればいいです。
こちらのトゥートは凄まじい速さでトゥートが流れていきます。
トゥートをする
文字入力後に「トゥート!」を押せばトゥートできます。
トゥートに画像を貼り付ける
カメラマークを押すとトゥートに画像を貼り付けれます。
トゥートの公開範囲を設定する
カメラマークの右にあるボタンを押すとトゥートの公開範囲を設定できます。
トゥートに「警告」を表示させるCW、NSFW
cwというボタンを押すと「警告」の欄が増えます。
cw(コンテンツワーニング)という意味で「閲覧注意」という意味になります。
これを設定した場合、警告に設定した文字だけが表示され「もっと見る」クリックすればトゥート内容が表示されるという二段階の表示になります。
ブログで言うところの「続きを読む」ボタンと同じです。
また、画像を添付した場合に「NSFW」というボタンが表示されます。
これを設定すると画像が上の画像に置き換わり、クリックしないと表示されないようになります。
これらはマストドンにしかないオリジナルの機能です。
Twitterと比較したマストドンのメリット・デメリット
Twitterとほぼ同等の機能を持った「マストドン」
ツイッター大国である日本でマストドンを使うことのメリットとデメリットを考えました。
メリット
情報のジャンルを自分で選べる
インスタンス毎に「どんな情報をやり取りするか?」「どんな風につかっているか?」などがランキングページで公開されています。
ゲームやアニメなどの趣味やビジネスといった好きなジャンルのインスタンスに入れば、好きなジャンルに特化したトゥートを見ることができます。
ツイッターよりも他人と仲良くなりやすい
ツイッターは他人と絡みづらい空気感がありますが、マストドンはインスタンスごとにジャンルが違うからか、オープンな雰囲気です。
同じものが好きな人同士が集まっているからなのか、利用している年齢層が高めだからなのかもしれません。
現在は昔の2ちゃんねるのように常識がある人が集まって、懐かしい雰囲気の中、秩序が保たれているようです。
文字数制限がツイッターよりも多い
ツイッターが140文字に対して、マストドンは500文字なのでツイッターでは物足りないという人にはマストドンは最適です。
ユニークな機能がある
前述したCWやNSFWといったマストドンにしか無いユニークな機能があります。
発言をインスタンス内全員に見せることができる
これが一番大きなメリットかもしれません。
ツイッターは自分の発言をフォローされている人にしか見せることができないのに対して、マストドンはフォローされなくてもインスタンス内全員が見るローカルタイムラインに発言を載せることができます。
他のSNSよりも廃れにくい
mixiブームが終わっていったようにSNSには流行り廃りがあります。
今ブームのInstagramもいつまでブームが続くかわかりません。
しかし、インスタンスによって管理者や趣味趣向が違うマストドンは他のSNSに比べると廃れにくいと思われます。
ブームが終わっているmixiも特定のコミュニティだけは変わらずに今でも活発に動いているようなので、同様の動きになるかもしれません。
デメリット
インスタンス作りの敷居が高い
個人でもマストドンのインスタンスを作れるのが面白いところですが、現在のところ、インスタンスの作り方は公開されていますがサーバーが必要なので敷居が高いです。
LINEのグループのように気軽に作れるものではありません。
タイムラインの流れが速すぎてほぼ内容を見れない
インスタンス内全員に発言を見せることができる一方で、インスタンスの人数が多いとタイムラインの流れが速く、数秒しか載らないことになります。
連合タイムラインが使い物にならない
連合タイムラインは、同じインスタンスの内容に加えて違うインスタンスの内容が流れるので流れがさらに早くなり、文章を読めるスピードではありません。
1秒単位で次々に内容が変わるので現状だと存在している意味がよくわからないくらい使えないタイムラインとなっています。
自分でアカウント削除ができない
この記事を書いている時点では「アカウント削除」が自分でできません。
インスタンスの管理者に連絡して、管理者に削除してもらうという形になります。
「サーバー情報」に書いている管理者のメールアドレスから管理者へ連絡が可能です。
一部のインスタンスが無法地帯
いろんなジャンルのインスタンスがありますが、一部日本の法律を違反している画像や動画のリンクを貼るなど無法地帯となっています。
インスタンスの管理側に全ての管理権限があるので、インスタンスの管理者が許せばなんでもありの状態です。
インスタンスの管理者が違反コンテンツを見逃してしまうこともあります。
管理者のページには「日本の法律を守るように」との注意書きがありますが、このルールを守るかどうかは使用者側に委ねられます。
前述の大学院生が管理していた元日本最大級のインスタンスの管理をドワンゴに入社して管理するようになったのは、個人の管理の限界というのが理由のひとつのようです。
犯罪に巻き込まれるかもしれない(インスタンスを作った場合)
もし、自分が作ったインスタンス内で違法行為があった場合、警察からIPアドレスなどの情報開示を要請されるかもしれません。
捜査に協力する方のは当然ですが、そのために時間を取られてしまうかもしれません。
最近ではメルカリで現金の出品が相次ぎ取引が問題化されましたが、今後マストドンでも同じ現象が起きるかもしれません。
さいごに
個人的には、デメリットが引っかかるので今のところマストドンにそれほど魅力を感じていません。
タイムラインの流れも速くて500文字も打ち込んでいる人を見ないので、現在のところは「ツイッターでいいのでは?」と思っています。
ただし、この先システムが変わったり、ツイッターがなくなってしまった場合はポストツイッターとして大きく注目される可能性はあります。
今のマストドンに漂う「自由な空気感」が好きだったり、アニメなどのオタク系趣味があるのなら仲間作りに役立つのでオススメします。
今後の動きに注目ですね!
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