この記事では、
- WordPressの管理画面へのログイン方法
- WordPressの管理画面からログアウトする方法
- WordPressにログインできない場合の6つの解決方法
この3つについて解説していきます。
WordPressのログイン方法
この項目ではWordPressにログインする方法を説明します。
WordPressに記事を投稿したり、テーマを変更したり、プラグインを追加する場合はWordPressにログインする必要があります。
ログインページURLにアクセスする
WordPressのログインページURLは下記になります。
http://サイトURL/wp-login.php
例:「WordPress.com」というサイトURLの場合
http://WordPress.com/wp-login.php
また、サブディレクトリにWordPressをインストールした場合のログインページURLは下記になります。
http://サイトURL/ディレクトリ名/wp-login.php
例:「WordPress.com」というサイトURLで「wp」というディレクトリ名の場合
http://WordPress.com/wp/wp-login.php
ログインする
ログインページURLにアクセスすると、上記のログイン画面が表示されます。
- 「ユーザー名またはメールアドレス」を入力する
- 「パスワード」を入力する
- 全て入力後に「ログイン」をクリックする
上記の手順でログインできます。
「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」は、WordPressのインストール時に設定した物を使用します。
無事にログインできると上記の管理画面が表示されます。
これでWordPressへのログインは完了です。
「ユーザー名」が間違っている場合
「エラー:ユーザー名が無効です。」と表示されます。
ユーザー名の打ち間違いが無いか確認しましょう。
「パスワード」が間違っている場合
「エラー:ユーザー名◯◯のパスワードが間違っています」と表示されます。
この場合、ユーザー名は合っているのでパスワードの打ち間違いが無いか確認しましょう。
WordPressからログアウトする方法
WordPressの管理画面からログアウトができます。
画面右上の「こんにちは、ユーザー名さん」が表示されている赤枠部分にマウスを乗せます。
表示される「ログアウト」をクリックします。
無事にログアウトできれば、ログインページが表示されます。
これでログアウトは完了です。
WordPressにログインできない場合の6つの解決方法
WordPressでは、様々な原因でログインできない場合があります。
この項目では、ログインできない場合の解決方法を6つ紹介します。
1.パスワード、ユーザー名を忘れた場合
ログイン画面で表示される「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。
「ユーザー名」または「メールアドレス」を入力して「新しいパスワードを取得」をクリックします。
登録しているメールアドレスに上記のメールが届きます。
メール内のURLをクリックします。
予めセキュリティの高いパスワードが入力されていますが、好みのパスワードに変更することも可能です。
最後に「パスワードをリセット」をクリックすると、新しいパスワードでログインが可能になります。
2.Cookieが原因でログインできない場合
「ユーザー名」と「パスワード」この2つを正しく入力しているのにログインができない場合があります。
この場合の原因として「Cookie」が考えられます。
Cookieとは、ユーザーのデータ(入力内容や履歴)を保存するシステムです。
例えば、AmazonなどのネットショップでもCookieが利用され、
- カートの中の商品の記憶
- 閲覧履歴の記憶
- パスワード、メールアドレスの記憶
これらもCookieのシステムによって記憶されています。
Cookieについての詳細は下記リンクが参考になります。
WordPressでも使用されているCookieですが、Cookieが原因となってWordPressにログインできない場合があります。
この場合は、「Cookie削除」をするとWordPressにログインできるようになります。
また、Cookieが無効の場合も画像のように表示され、ログインできません。
Cookieを削除する方法、Cookieを有効にする方法はお使いのブラウザにより異なります。
下記のリンクから普段使用しているブラウザのCookie削除の方法を確認してください。
- Google Chromeヘルプ– Cookieの削除
- Safari ヘルプ– Cookie、webサイトのデータを管理する
- Internet Explorer microsoftヘルプ– Cookie の削除と管理を行う
- Firefox ヘルプ– Cookie を削除する
3.ログインURL、アドレスが原因でログインができない場合
先ほど案内したログインURLでは無く、下記のURLへのアクセスでもログインは可能です。
「http://サイトURL/ディレクトリ名/wp-admin」
しかし、上記のログインURLを使用している場合、正しいユーザー名とパスワードを使ってもログインできなくなる事があります。
原因は、サーバー側の問題が考えられます。
こちらの原因の対策としては、すでに案内している下記の正しいログインURLを使用することです。
「http://サイトURL/ディレクトリ名/wp-login.php」
URLの末尾を「wp-admin」から「wp-login.php」に変更するだけで問題なくログインができます。
4.Not Foundの表示が出る場合
ログインURLにアクセスしても、ログイン画面が表示されず「Not Found」が表示されてログインできない場合の原因は下記の2つです。
- ログインURLが間違っている
- WordPressアドレスとサイトアドレスを同じにしている
順番に説明します。
ログインURLが間違っている
下記のログインURLになっているか再確認しましょう。
- http://サイトURL/wp-login.php
- http://サイトURL/ディレクトリ名/wp-login.php
サブディレクトリにWordPressが入っている場合はディレクトリ名は必須です。
WordPressアドレスとサイトアドレスを同じに設定している
こちらの原因は、サブディレクトリにWordPressがインストールされている場合に設定変更してしまったのが原因です。
WordPressの管理画面から「一般設定」でWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の変更ができます。
この設定は、主にディレクトリ名を表示させたくない場合に使う設定です。
- WordPressアドレス(URL)→http://サイトURL/ディレクトリ名/
- サイトアドレス(URL)→http://サイトURL/
上記のように入力すればURLにディレクトリ名は表示されなくなります。
しかし、下記のようにどちらにもディレクトリ名を入力せずに設定してしまうとWordPressへのアクセス、ログインができなくなってしまいます。
- WordPressアドレス(URL)→http://サイトURL/
- サイトアドレス(URL)→http://サイトURL/
この場合の解決方法は、「wp-config.php」というファイルを編集することです。
編集する方法は2つあります。
FTPソフトを使って編集する方法
FTPソフトが利用できる場合は以下の手順で編集でき、問題を解決できます。
- FTPソフトでwp-config.phpをサーバーからダウンロードします。
- バックアップの為、wp-config.phpをコピーします。
- wp-config.phpをテキストエディタで開きます。
- 一番最後に define( ‘RELOCATE’, true ); を書き込んで保存します。
- 編集したwp-config.phpをアップロードします。
FTPソフトは「FFFTP」、テキストエディタは「terapad」が使いやすく、オススメです。
FTPソフトを使わずに編集する方法
FTPソフトを使わない場合、レンタルしているサーバーによって「wp-config.php」の編集する手順が異なります。
ここではmixhostを例にします。
1.cpanelにログインして「ファイルマネージャー」をクリックします。
2.「public_html」→「WP」→フォルダ内のwp-config.phpを選択してダウンロードします。
3.テキストエディタでダウンロードした「wp-config.php」を開いて「define( ‘RELOCATE’, true );」を追記します。
4.cpanelから編集した「wp-config.php」をアップロードして上書きします。
5.ログインページが表示されるので、上記画像のように正しいURLを入力して保存しておきましょう。
5.プラグインが原因でログインできない場合
WordPressのプラグインが原因となってログインできない場合があります。
プラグインが原因の場合は、プラグインを無効にすればログインが可能になります。
ログインせずに、プラグインを無効にする手順は以下の通りです。
1.FTPソフトやレンタルサーバーのサイト上からWordPressがインストールされたフォルダにアクセスします。
2.「/wp-content/plugins/」このフォルダの中にプラグインが保存されているので、一時的に「plugins」を「plugins00」のように名前を変更します。
フォルダ名を変更すれば、プラグインが無効になり、ログインすることができるようになります。
プラグインが原因の場合はプラグインを消去して、必ず最後にフォルダ名を元に戻しておきましょう。
6.テーマが原因でログインできない場合
WordPressのテーマが壊れたり、エラーが起きている場合もログインできなくなります。
この場合も、FTPソフトやレンタルサーバーのサイトからWordPressをインストールしているフォルダにアクセスします。
「wp-content/themes」このフォルダ内にあるのがテーマのファイルです。
プラグインが原因の場合と同様に、こちらもテーマのフォルダ名を変えると読み込まれないようになります。
テーマが読み込まれなくなった場合、WordPressは初期テーマの「Twentyfifteen」に変更されます。
テーマを初期に戻した後にログインができたら、お使いのテーマを再インストールするか、別のテーマに変更しましょう。