2017年末頃から出川哲朗さんの出演でテレビCMが放映されている「コインチェック(coincheck)」
私が2016年末頃に初めてビットコインを購入した取引所がコインチェックでした。
当時はビットフライヤーのテレビCMが流れていて、コインチェックはあまり一般的には有名ではなかったと記憶しています。
結論を先に言うと、コインチェックはまだ仮想通貨を購入したことが無い初心者や仮想通貨の取引を頻繁にしない人にはオススメの取引所です。
この記事は仮想通貨取引を開始して1年以上になる筆者が、誰でも簡単にビットコインをはじめとした仮想通貨を購入できる取引所「コインチェック」の評判、メリットやデメリットなど詳細に紹介します。
コインチェックの評判は?
早速、コインチェックの悪い評判と良い評判を見比べていきます。
私がネット上やコインチェックのチャットで確認した評判をまとめました。
コインチェックの悪い評判
- 手数料が高い、スプレッドが高い
- アカウントを乗っ取られたからセキュリティが不安
- 仮想通貨の送金、日本円の入金反映が遅い
ネット上やツイッターを見ると、このような悪い評判がありました。
それぞれ解説していきます。
1.コインチェックは手数料、スプレッドが高い
取引所の手数料には
- 取引所手数料
- 入出金手数料
- 借入手数料
- スワップ手数料
- 仮想通貨入金、送金手数料
があり、下記コインチェック公式サイトから詳細が確認できます。
「コインチェックの手数料は他の取引所と比べると高い」とよく言われています。
手数料について語ると長くなるのでここでは詳細は割愛しますが、公式で公開されている手数料を見ると高いとは言えません。
手数料関連は海外と比べると国内の取引所は総じて高いのは事実です。
なので中級者以上の方は海外の取引所をメインに仮想通貨の取引をしていることがほとんどです。
特に高いと言われているのは「スプレッド」です。
スプレッドは公表されていない「見えない手数料」です。
スプレットとは買値と売値の価格差です。
上の画像は同じ日、同じ時刻のコインチェックのビットコインの買値と売値を比べた物です。
- 買値1661100円
- 売値1610200円
この時のスプレッドは50900円(3.06%)となります。
上記は他のコインのスプレッドをまとめた物です。※わかりやすくするためにスプレッドは「販売所での買値」を基準としています。
2017年1月16日時点のスプレッドは大体6%で
- スプレッドが最も低いのがビットコイン(BTC)
- スプレッドが最も高いのがビットコインキャッシュ(BCH)
という結果になりました。
仮想通貨にはよくあることですが、価格が乱高下している最中はスプレッドも大きく変動し、手数料が流動的に大きくなるのでコインチェックに限らず他の取引所もスプレッドを公表していません。
先ほどのスプレッドを見ても分かる通り、ビットコインのスプレッドが最も低くなっています。
なので、中級者以上の方は
- コインチェックなど国内取引所でビットコインを買う
- 海外取引所にビットコインを送って他のコインに換金する
というルートでリップルやイーサリアムなどのアルトコインを手に入れています。
ビットコインを日本円で購入するには国内の取引所を利用するしか方法がありません。
下記のサイトでは、国内の各取引所のビットコイン価格を比較できます。
1万円以上の価格差があることも珍しくないので最も安い取引所でビットコインを購入して少しでも有利にスタートしましょう!
コインチェックではクレジットカードでも仮想通貨を購入できますが、さらにクレジットカード手数料を加算されてしまいます。コインチェックで仮想通貨を購入するときは「銀行振込」が一番オススメです。
2.アカウントを乗っ取られた
ビットコインの価格が上がるとともにハッカーの標的となることが増えました。
現在は取引所のアカウント作成時にセキュリティレベルを上げるために「二段階認証」を設定することが当たり前となっています。
コインチェックも二段階認証を取り入れていますが、他の取引所に比べて取り入れるのが少し遅かったようです。
アカウントを乗っ取られたと言っている方が二段階認証を設定していなかった例も多くあったようなので、最低でも二段階認証は絶対に設定しておきましょう。
下記の記事では、口座開設方法と二段階認証の設定方法を詳細に書いていますのでまだ設定していない方は参考にしてください。
コインチェックが実施しているセキュリティを少しだけ解説します。
コインチェックはビットコインの保管に「コールドウォレット」を採用しています。
コールドウォレットとは、ネット上から完全に切り離してオフラインでビットコインを保管する方法です。
この管理方法なら、ネット上に存在しないビットコインとなるので、数年前に起きたマウントゴックス事件のようにハッカーが直接ビットコインを持ち去ることができなくなります。
コインチェックではサービスの安全性を解説していますので、不安な方は下記から確認しておきましょう!
3.仮想通貨の送金、日本円の入金反映が遅い
これもよく言われていたことです。
コインチェックでビットコインを買い、ビットコインを別の場所に送金したときに
「あれ?ちょっと遅くない?」
ということがよくありました。
コインチェックの公式ページを見ると
送金が遅い理由が書いていました。
ビットコインはその仕組み上、送金などの移動は瞬時には行われません。
またビットコインの送金にかかるお時間は常に一定ではございません。
これはビットコインがその安全性を担保するためそのように設計されているためです。またCoincheckでは一度に多額の送金をする場合や短期間に多額の送金を行う場合、セキュリティ上の観点から運営側でチェックをさせて頂く場合もございます。
これはユーザの皆様に安心、安全にご利用頂くため必要な手順となっております。何卒ご理解いいただけますと幸いです。
よくある質問-コインチェック
多額の送金の場合は運営側がチェックするので遅くなることもあるということです。
また、仮想通貨はコインの種類によって送金速度が違います。
世界各国で使用されている仮想通貨や、急激に取引量が多くなった仮想通貨は「送金詰まり」が発生し、送金時間に影響を与えます。
ほとんどの場合、仮想通貨の送金時間が遅いのは、取引所の問題では無く仮想通貨の特徴や問題です。
日本円の入金の反映が遅いということも書かれている方がいましたが、自分自身では体感したことがありません。
この記事を書いている最中にコインチェックに銀行振込をしてみましたが、1時間もかからず反映されました。
コインチェックが生まれて間もない頃は、入金の反映が遅かったのかもしれませんが、少なくとも2018年1月現在では解消しているようです。
また、例外として仮想通貨価格が大きく変動している場合は取引量が多くなるので送金や日本円の反映は遅くなることも十分に考えられるので余裕を持っておきましょう。
コインチェックの良い評判
- 取扱仮想通貨が国内でトップクラスに多い
- 公式アプリが使いやすい
- サイトが見やすくて使いやすい
- 不正操作など、もしもの時の補償がある(まだ未実施)
- 運営が日本人なので安心できる
コインチェックの良い評判も調べましたので、それぞれ解説していきます。
1.取り扱っている仮想通貨が国内でトップクラスに多い
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- モネロ(XMR)
- オーガー(REP)
- リップル(XRP)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ダッシュ(DASH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
コインチェックで取り扱っている仮想通貨は上記13種類です。
ちなみに国内で取扱っている仮想通貨の種類が最も多いのは「zaif」の14種類となっています。
「zaif」はビットコインが安いことが多く、手数料も安いのでオススメの国内取引所です。
まずはコインチェックとzaifの両方の口座開設をしましょう。
下記の記事では登録方法を解説していますので参考にしてください。
2.公式アプリ(ウィジェット)が使いやすい
コインチェックはアプリもリリースされており、快適にわかりやすくコインチェックを操作することができます。
最も便利なのは「ウィジェット」です。
コインチェックが取り扱っている13種類のコイン全ての現在価格をすぐに見ることができます。
コインを購入すると現在価格が毎日気になると思うので、アプリをインストールしている人はウィジェットも表示させておきましょう!
3.サイトが見やすくて使いやすい
コインチェックの素晴らしいところは、見やすくて使いやすい画面で初心者でも直感的に操作できるところです。
コインを買ったり、コインを売ったりが本当に簡単にできます。
コインチェックは、初めて仮想通貨を買う方やパソコンやスマホが苦手な方にもオススメできます。
4.不正操作など、もしもの時の補償がある←2018年1月時点で未実施
取引所Coincheckにおける「なりすまし」補償を開始-コインチェックプレス
コインチェックは上記のように6月に補償を開始というプレスリリースを出しています。
私の方でも調べましたが、2018年1月時点ではまだ未実施です。
詳細は下記の例を参考にしてください。
これを見ると「仮想通貨って盗まれるかも・・・」と思うかもしれませんが、仮想通貨を取引所に預けっぱなしの状態は危険です。
大金の場合は必ず自分の「ウォレット」に仮想通貨を移しましょう。
一番安全なのはハードウェアウォレットに仮想通貨を移してオフラインで管理することです。
下記にハードウェアウォレットのリンクを載せておきますが、すぐに売り切れになるのでもし在庫がある状態なら早めに購入することをオススメ致します。(時間帯によってはサイトをなかなか開けない場合があります)
5.運営が日本人なので安心できる
引用元:コインチェック会社概要
運営が日本人だと当たり前ですが日本語が通じます。
トラブルの時でもヘルプから日本語で問い合わせをすることができます。
これが海外取引所だと、大変な作業になります。
英語で何度もやり取りしないといけないし、返事が日本人の感覚よりもだいぶ遅いかもしれません。
国内取引所は安心感が全然違います。
後述していますが、コインチェックには公式ツイッターもあり、毎日ツイートしています。
また、社長自身もツイッターをしているので動きがわかりやすく、コインチェックについて調べれば数々の情報を知ることができます。
最近始まったテレビCMもあるので、信頼感はあるのではないでしょうか。
コインチェック株式会社とは?
コインチェック株式会社は日本国内の主要取引所のひとつです。
現在ビットコイン取引高とアプリの利用者数が国内取引所で1位となっています。
テレビCMも放映され、今ビットフライヤーと並んで最も勢いがある取引所です。
コインチェックのツイッター
【CMメイキング公開🎍】
明けましておめでとうございます!昨年末より放映中のCMメイキングを公開しました!本年もコインチェックを何卒よろしくお願い致します。2017年12月より放映開始!出川哲朗さん出演「コインチェック」CMメイキング | コインチェック株式会社 https://t.co/NYgEvYsjKe
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月1日
コインチェックは公式ツイッターもあり、主にビットコインの価格やコインチェックとしての動きを頻繁にツイートしています。
また、代表取締役の和田 晃一良さんは現在27歳の若き社長です。
和田 晃一良さんもツイッターで情報を発信されているので仮想通貨に怪しいとか偏見がある人にとっては動き一般の企業よりもがよく見えるので安心できるのではないでしょうか?
当時はビットコインの取引所をやると決めたときから1ヶ月くらいでリリースでした😂
etwings(現zaif), coinbaseあたりの挙動を見て真似していましたね #質問箱 #peing_wadakooo https://t.co/1BZCjYRaRm pic.twitter.com/CDyP8CSNKR— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2018年1月7日
このツイートを見ると和田さんは取引所を開始すると決めてから1ヶ月でコインチェックをスタートしたようです。
凄まじい行動力ですね!笑
まとめ
コインチェックは、初めて仮想通貨を買う初心者の方にオススメの取引所です。
扱いに慣れてきたら、他の取引所でも口座を開設してその時に一番安い取引所でビットコインやアルトコインを購入していきましょう。
まだ仮想通貨を買った事が無い初心者の方は下記からコインチェックで口座開設をして、スタートラインに立ってみましょう!
口座開設をするだけでビットコインがもらえるので、毎日のビットコインの価格変動を見ているだけでも十分に楽しめるはずですよ!